育てるスープ ミニキャロット栽培キット にんじん
おうちでちょこっとスープ菜園
色も形もかわいく、丈夫で育てやすいミニキャロット。甘みがあり、香りが良く生食や料理にそえるとお子様にも喜ばれます。
大きくならないので小型の鉢でも栽培でき家庭菜園に最適です。寒い季節には、体の中からあたたまるような野菜スープを毎日飲みたいもの。
窓辺やキッチンで小さな野菜を育てておくと、ちょこっと使える具菜として便利です。ペーパーバッグで手軽に栽培スタート。
いつでも獲れたての香りと彩りを楽しんで。
商品説明
- <名称>育てるスープ ミニキャロット栽培キット
- <セット内容>ペーパーバック(アウターポット)、インナーポット、培養土、種、鉢底シート、取扱説明書
- <ポットサイズ>直径10.5cm×高さ13.4cm
- <販売者>聖新陶芸株式会社
ミニキャロットについて
ミニキャロットはニンジンを小型に改良した品種で、見た目もかわいらしく栄養も豊富です。根の大きさは5cm~10cm程度の小ささです。青臭さが少なくて甘みが強く、やわらかいのが特長です。
煮物や炒め物にはもちろん、まるごとグリルで焼いたり、甘く煮てグラッセにしたり、スティックサラダにつかったりと、さまざまな料理で活用できます。
また、ミニキャロットはとても栄養価の高い野菜です。
ミニキャロットの栄養成分
βカロテンやビタミンB2、食物繊維など多くの栄養素を含んでいます。中でもβカロテンは、英語表記の「キャロット」が語源になっているといわれるほど、代表的な栄養素です。
βカロテンには、皮膚や粘膜を健康的に保つ抗酸化作用や、体内に取り入れると、抵抗力を強める働きをするビタミンAに変わる性質があります。皮の周りに多く含まれているので、皮を薄くむいて食べると効率的に栄養を摂取できます。油と一緒に調理することでカロテンの吸収率が上がるので、炒めたり揚げたりする調理法がおすすめです。
ミニキャロットの由来
ミニキャロットの原種であるニンジンはアフガニスタン周辺を原産地としたセリ科の植物で、16世紀から17世紀ごろの江戸時代に中国から伝わってきた野菜です。
当時の書物には「菜園に欠くべからず」と書かれたほど多くの人々に、当時から愛されてきました。育てやすいため、あっという間に日本全国にニンジンは広まりました。「人参」という漢字の理由は、枝分かれした根の形が人間の姿のように見えたことからです。
スーパーで売られているような人参は、まっすぐで綺麗な形をしていますが、実際には、足のように二股になったものなど人間のような姿をしたものもよくあります。これらは見た目が悪いため、店頭にはあまり並びません。このことから人参(ニンジン)となりました。また、本来はニンジンは朝鮮人参(オタネニンジン)のことを指していました。
ミニキャロットの栽培時期
- 発芽温度:15~25℃
- 種まき :春まき(3~6月) 秋まき(9~11月)
- 栽培温度:20℃前後
- 発芽日数:5~14日
- 収穫時期:約2ヶ月~
栽培方法
1:始めに鉢土を湿らせておきます。勢いよく水を注ぐと土が浮きますので注意してください。
種は土の表面全体に散らすようにまき、ごく薄く土をかけます。上から土をかけ、手で軽く押さえて種と土を密着させましょう。ニンジンは好光種子で光によって発芽が促進されます。そのため種にかける土を極力少なく・薄くすることがポイントとなります。
また、乾燥を防ぐために、植え付けた後は霧吹きで軽く水を吹きかけて土を湿らせましょう。こうすることで、種が浮いてくるのも防ぐことができます。
発芽するまでは、土の表面を乾かさないようにして直射日光を避け、栽培に適した明るい場所で管理して下さい。
※土の乾燥を防ぐために、ラップなどを軽くかけておくと良く発芽します。発芽後は直ぐにラップを外して下さい。
2:発芽後は適度に(半日以上)日当りと風通しの良い場所に置きます。
水は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
葉が増え始めたら順次間引いていき、本葉2~3枚の頃に株間3センチ程度にします。日当りと風通しの良い場所に置き、適度な湿気を保ちます。
肥料は1週間に1度薄めた液肥をあたえます。
3:根が太ってきたら、土寄せをして根が地表に出ないようにします。根の太さが約1.5センチになったら収穫します。
注意事項
- ※種や土などをお子様やペットが誤って口にいれないよう、取り扱いには十分気を付けて下さい。
- ※種を食用・飼料用に使用しないで下さい。
- ※気象条件・地域・標高など栽培環境により成長具合や栽培結果は異なります。
- ※栽培時期はあくまでも目安です。適温での種まき、地域や条件に合わせた栽培をおすすめします。
- ※種まきは真夏・真冬を避け、管理しやすい時期を選んで下さい。(発芽・栽培適温に達しない場合は発芽しなかったり、成長不良になる場合があります。)
- ※栽培を始めるまでは直射日光・高温・湿気を避け、涼しい所で保管して下さい。
- ※植物の成長には日光が必要です。ベランダや窓際など、日光の当たる場所で栽培して下さい。